文字通り、錬金術について研究するところ、です。錬金術は、古来よりの知識ながら、その応用範囲はこの世界すべてに広がりその裾野は自然界の末枝に至るまで非常に幅広い、です。この世のすべてを解き明かした科学、それらは遥か昔より存在するものです

はい、何のことかといえば、筋肉は情報で鍛える、ということです。元々筋繊維細胞一個一個が生命体なわけですし、生命体は情報で学習します。となると、人間の場合は特にそうですが、筋肉は脳が司っていますし筋細胞一個一個も情報で動くわけです。と考えると脳を情報で慣らして(学習)それに付随する形で筋肉の動きなどを学習させれば、実際にハードに体を動かすよりよっぽど効率的に動けるようになるわけです。しかも、ただ筋繊維細胞を痛めつけるような無意味な反復運動をしなくても、筋肉に実際の動きや運動を覚え込ませたほうが、よっぽど動きのキレがよくなるわけですし、そもそも、人間の運動とは何かモノを動かしたりある目的を達成するために一定の動きをする、あるいはその動きを捻出することを運動と呼んでいるわけですから、目的の達成や狙った動きをする以外に運動の目的などない、わけです。体を鍛える、というのはそもそも情報的にも物理的にも効率的な運動の動きを体の筋肉に覚え込ませる作業のことをいうわけですから、そもそも筋肉細胞を痛めつけるような反復運動、それも持久筋ばかりを消耗するような地味な筋トレなどは実はまったく意味がないのです。もちろん、体を鍛えるという目的ではそもそも筋トレあるいは鍛えることそのものには意味があるわけですから、率先して体を動かしたほうがいいわけなのですが、それも武術や剣術などもっと創造的で情報的、物理的どちらでも意味のあるものあるいは動きそのものに意味がある運動にすべきです。無意味な遅筋の反復運動は体の老化を早めるだけですから、どうせ運動するなら武術などもっと創造的な動きにしたほうがいいわけです。そちらのほうが、脳を使いますし、そもそも体を鍛える、というのは筋肉を情報で鍛えることを指しているので、こちらのほうが本来理に適っているわけです。

さて、モノの鍛え方、ということですがそもそもこれを四大元素、あるいは錬金術的に説明すると、こうなります。パワーを生み出すのは、そもそも火、風か水で出来たものを燃やすことでエネルギーが得られますから、何かを生み出すには、まず火の属性が必要になるわけです。次に、水は早い話火にかけると蒸発してしまいますから、大地は熱すると金属になってしまいますし、早い話、風を熱するのが一番効率がいい、ということになります。風といっても、その辺の風や空気を熱しただけでは、ちょっと抽象度が高すぎて分かりづらいですから、例えば、こう説明しましょう。風、あるいは空気は、そもそも大気の圧力の差あるいはそれらは温度差でできていますが(つまり、水と火です)風や空気も同じくモノの加工に応用すると、圧力をかけたり風を送って酸化させる作業のことを指している、のです。で、いったとおり筋肉は情報で鍛えるものですから、生命の根本である風、あるいは空気は、そもそもその情報のことをさしているのでは、という風に考えることもできます。もちろん、それそのものがまったく情報だ、というわけでもないのですが、そもそも風の属性はその風そのもののことも指しているわけですし、何より、筋肉を鍛える、という視点においては情報である、ということにも変わりはありません。筋肉のほうは全くの情報だ、ということでおいておいていいと思うのですが、モノを鍛える、という作業においては風あるいは火の関係性というものは非常に重要で、そもそも風や火を経由せずにモノを加工しようとすると、大地と水だけですから、当然地下深くに押し込められた礫や水が、圧縮されて石や鉱物になる過程しか、考えつきませんね。それでは何万年もかかってしまいますから、人間がモノあるいは金属を加工するときは、基本的に火と風を用いて加工するわけです。モノを溶かして加工できる状態にするのも、そもそも熱変化を加える作業、というのももちろん火ですし、あるいは乾かしてしまうこともできるわけです。また、モノを酸化させたり、空気と反応させて変化させたい場合であったり、あるいは圧力をかけて変成させたりしたい場合は、風の力、つまり風の属性によるわけ、です。また、火を強くするのにも風の属性はかかせませんね。石油の場合も、風の属性の植物が押し固められて、原油として大地の属性に押し固められたものを取り出して、最終的には分溜で当然火を通じて火の属性のものにするわけなのです。このように、モノの加工には風と火の関係が非常に欠かせないものとなっていて、最終的にそれらの組み合わせが、金属であったりモノであったりの加工法に適用されていくのです。筋肉の場合は、火にかけて風を送って鍛える、わけではありませんから(それでは金属になってしまいますね)、もちろん生命体なので当然(火は生命エネルギーのことを指している)風、つまり情報を送ってそれに慣らして鍛える、のです。まぁ、一通り簡単なメカニズムは分かってもらえたか、とも思いますが、モノの鍛え方の原理、あるいは筋肉の鍛え方、については以上です。このようにこの世のものは、ほとんどすべてが四大元素、あるいは四大属性と呼ばれるものの組み合わせ、で出来ています。まぁ、錬金術の四大属性の考え方も、そもそも一種の考え方のひとつ、だというようにも見ることもできるのですが、そもそもこの世の原理を分析するにあたって、大きく四つに分ける、という考え方以上に明白な分け方はないのではないでしょうか。一方、四大属性に、空、つまり情報を乗っける、という考え方もあるようですが、それはあくまでいうなればそれら四大属性を人間か加工するから、という視点に立った場合の話、でしょう。情報が先か、物質が先か、かは分かりませんが、それも物質の成り立ちの話で、甲が先か乙が先か、というだけの話をしているだけのようにも思えます。どちらにしろ、モノの加工には四大属性が深く関わっている、あるいはその組み合わせだけで成り立っている、といっても過言ではないので、このモノの原理はしっかり覚えてもらって帰ってもらったほうが、いいでしょう。

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